第2話「ガンプラ修理命令」
自粛生活で滞在時間が増える自室を少しでも心地よく過ごせる様にするためには整理整頓断捨離が大切。
そんな訳で汚部屋をお片付けしていたところ、
小学生時代につくったガンプラが出土した。
子供というのは恐ろしい物で、親に買ってもらった物を平気でエアガンの的にしたりする。
乱雑に遊ぶうちに脚関節が逝かれ、その事をきっかけに
「いくら壊れても同じじゃん!エアガンでぶち壊そう」
というクソガキ発想に至りいい様にエアガンで撃って遊んでいたのを思い出す。
(父と母へ非常に申し訳ない気持ちになった。)
シャアザクはもはや立つ事もできない。
V作戦の3体はシャアザクに比べて損傷箇所は少ない。ガンタンクだけ腕がもげているといったところだ。ただ小学生の工作レベルではバリを気にするという事を知らんようでどいつもバリカタトゲトゲマシマシである。
弄っているうちに愛着がわいてしまった。
これは処分できそうにない。
そこでこいつらをどうにか飾れるレベルに修理できないだろうかと小さい脳を使った。
それぞれの持ち味を生かすにはどうするか?
そんな事をちょっとづつ考えていたら
故ジョースター卿の囁きが聞こえてきた。
『逆に考えるんだ、「壊れちゃっててもいいさ」と考えるんだ』
───ボロボロな状態をジオラマ化すれば良いのではないか?
しかしシャアザクは劇中でボコボコにされていなかった気がする、というか撃墜されたシャアザクのジオラマはあまり見たくない。
じゃあどうする?塗るでしょ?!
という事で想像を膨らませる為写真加工で緑っぽくして見た。(※実際に塗った訳ではない)
おなじみの量産機にしてしまえばダメージジオラマとして活用できそうである。
さて肝心のジオラマはどうするかという、
一番の問題。
唐突ですけど、やはり陸戦ザクはカッコいいと思っているのですよ。お偉いさんの命で鉱物資源をジオンに送る為わざわざ地球までやってきたけど、本国は負けるし帰りたいけど手段もない。滅び行くもののために敗戦を知ってなお連邦と戦い続ける残党の泥臭さを作品にしたいとわりと思っているんですよね〜クチャククチャニタァア〜(早口オタク)
そんなわけでボロボロシャアザクを塗装して、
アフリカ戦線に敗れ、朽ちつつあるザクのジオラマにする事を計画し始めた。
イメージとしてはこんな感じである。
(シャアザクは宇宙戦用MSだが細かいことは気にしない。なんなら魔改造するのでヨシ!)
シャアザクカラーが下地になって案外ウェザリングと相性も良さそうである。
ただ打ち出したイメージを超えられないのが世の常である。出来る限りイメージに近づけたいですなぁ。
スタイロを土台にし、背景は写真を使用するつもりだ。ありがたい事に近場の文房具屋でスチボから鉄道模型用の樹木まで入手できる。その上カラー印刷もお願い出来る。至れり尽くせり。研究の合間にコツコツとつくっていきたい。というか研究は大丈夫なのか・・?
V作戦シリーズ(俺達の事忘れてないか・・・?)
彼らの運命は如何に!次回もサービスサービス〜ゥ